馬場西7つの街



シューフィッターのいる靴屋さん、スドウ靴店の須藤店主に
「シュ−フィッターとは?」を伺いました。

 
―シューフィッターという言葉はまだあまりなじみがないのですが…

「そうですね。シュ−フィッターという認定制度ができて、歴史的にもまだ15〜16年くらいしかたっていません。シューフィッターの第一の役割は、靴と足が合っているか、健康に害がないか、足を見てフィッティングチェックをし、靴を微調整することです。」

―正しい履き方といったものがあるのでしょうか?

「はい。日本人の場合、ヨーロッパと比べて靴の歴史が非常に浅いので、正しい履き方を知らない人がまだまだ多いですね。どんなに良い靴を買い求めても、正しい履き方をしないと、せっかくの良い靴も機能が発揮されません。」

―それでは、正しい履き方というのをお教えいただけませんか。

「まず、ひも靴の場合、ひもを結んだままでぬぎはきする方が多いと思います。 靴のかかとと甲でしっかり足を支えていれば、足が先の方にずれたりしません。ところが、ひもを結んだまま無理に履こうとすると、かかとがつぶれてしまい、しっかりと足を支えられないのです。ですから、ぜひ心掛けていただきたいのは、靴を脱ぐ時にひもをほどく。こうすれば履く時に必ずひもを結ばなければなりませんから、自然に正しい習慣が身につきます。」

―なるほど。良いことを伺いました。ところで先ほどから気になっておりました、この棚に並んでいるドイツ健康靴というのは?

「はい、先程、靴はかかとと甲で足を支えるとご説明しましたが、このドイツ健康靴はさらにこれに加え、足底からも足を支えるように作られています。いいですか、この靴の中には足裏を型どったように足の凹凸 に合わせた立体的なものが入っているのです。」

―さすがドイツですね。正しい履き方というものをお伺いしましたが、正しい使い方といったものもあるのでしょうか?

「はい、あります。どうですか、誰でも下着は毎日履き替えますよね。でも靴はどうでしょう。毎日同じ靴を履き続けるという方も多いのではないでしょうか。靴も下着と同じです。特に靴の内部は汚れます。手を入れて湿気が感じられれば雑菌が増殖してしまいます。できれば3足、靴をお持ちいただいて、毎日履き替えたいものですね。ローテーションで履けば、衛生的にも靴の傷みを考えても経済的だといえます。」

―正しい履き方・使い方といったものを今まで学校で教わったことがなかったのですが、小中学生にこうした正しい知識を教えるということは大切ではないでしょうか?

「そうです。あの健康靴のドイツでは、子供靴を扱う専門家はいても、大人靴に対する専門家はいません。子供の時に正しい知識が身に付いているからでしょうね。そういう観点からも、シューフィッターの団体として、今後小中学校で教えるといったことに積極的に取り組んでいこうと思っています。」

―きょうはいろいろありがとうございました。



みなさまのなかで靴や足にお悩みの方がいらっしゃいましたら、
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