馬場西7つの街
今は和菓子づくりは御子息の三代目が中心という老舗の二代目飯田さん。和菓子づくりの心意気を大いに語っていただきました。訪ねたのは四月末、端午の節句をまじかに控え、まずはその辺りから。
「端午の節句には、かしわ餅とちまきがつきものですよね。柏の木は、新しい芽が出るまで葉が落ちないんです。つまり、男の子が丈夫に順調に育ち、一家の子孫が絶えないことを願って、柏の葉に包んだわけです。」なるほど……。「今の若い人は、こういうことあまり知らないでしょ?和菓子業界は行事や伝統を重んじて日本文化を踏襲していくといった使命があるんです。」ちまきにも言及していただきました。「ちょうど三本の矢の例えと同じで、一本では立たないけれど何本か束ねれば立つでしょ。皆の力を合わせて男の子を一本立ちさせようという願いから、こうした形が生まれたんです。」
ここ青柳さんでは、端午の節句が終わると5月20日前後から初夏の味覚として、水ようかん、くず桜、焼きあゆといったものを、7月のお盆過ぎからお彼岸までは冷菓として生麩を使った「生麩まんじゅう」を、お彼岸の1週間はおはぎ、そして秋からは栗饅頭というように、季節感を大切にお菓子を提供しているそうです。
昨今、テレビ等であずきや砂糖が大いに見直されているといったPRのお陰か、最近では若い方もお店に立ち寄ってくれるようになったそうです。 日本の伝統行事を目と舌で楽しんでみませんか!
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