馬場西7つの街
 
―手塚プロの壁画に込められたメッセージ―
※壁画全体の画像はこのページの一番最後にあります。
 
1998年4月の設置以来、高田馬場の名物となった手塚先生の壁画は、
皆さまに愛されつづけ、キズひとつないまま、2005年7月その役割を終えました。
大切にしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
 新宿区の大竹です。今回は、私どもの街づくりで実践している草の根運動と高田馬場のシンボルについてご紹介いたします。
新宿区のイメージは盛り場の賑やかさや高層ビルなどをまっ先に思い浮かべることでしょうが、28万の区民が生活をしている住居地域でもあります。そのような中で高田馬場駅に漫画家・手塚治虫氏の壁画を設置し、アトム計画(クリーン高田馬場)を展開しています。
高田馬場西商店街を中心に、足元からできることとして神田川の清掃や、街の清掃美化などのイベントを実施している中、何か形に残るものを!ということでシンボル化したものが、3m×15mのアトムの壁画です。
なぜ手塚先生の壁画? と思われる方もいらっしゃるでしょう。手塚治虫先生は長らく高田馬場に事務所を構えられていましたし、手塚プロも高田馬場にあります。なによりあの有名な鉄腕アトムも高田馬場に生まれるというストーリーになっています。  商店街には街路灯が立ち並び、その街路灯の一つ一つにアトムをはじめ手塚先生の作品が掲げられています。ですからこの高田馬場西商店街はアトム・ロードと呼んでもいいくらいです。
 壁画には、朝・昼・夕・晩の人々の暮らしを展開、と同時にそれは春夏秋冬の四季の風物にもなっており、マラソンをしたり、清掃したり、お茶の水博士がリサイクルマシンでゴミを資源に変えたり、神田川にアユが戻ってきたり、祭りがあったりと、高田馬場の1年の営みが描かれています。これは世界の手塚治虫氏が終始一貫謳い続けた生命の賛歌、ガラスの地球への慈しみという精神の凝縮でもあります。
 この精神を継承して街づくりのテーマに盛り込み、
アトム誕生の2003年の地球環境が美しく快適であってほしい
という願いを、 私達の活動とともにアトムのふるさとから
皆様へ発信していきたいと思っています。
解説---大竹由美子
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